運んだものを自ら販売する商物融合の形を実践するユンクス(内海郁雄社長、大阪府東大阪市)は5日、産地直送野菜を販売する常設店舗を大阪府和泉市内にオープンした
「産地直送野菜販売」のユンクス 常設店舗で新展開 東京、名古屋にも展開へ (物流Weekly)
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<以下引用>
運んだものを自ら販売する商物融合の形を実践するユンクス(内海郁雄社長、大阪府東大阪市)は5日、産地直送野菜を販売する常設店舗を大阪府和泉市内にオープンした。
同社は移動店舗「軽トラ市」を府内や近県で昨秋から展開させ、「物の売り買いをするトラック業者」として知名度を上げている。常設店舗は今後、「東京、名古屋にも展開していく」(同社長)予定で、軽トラ市との相乗効果を見込んでいる。
この日、午前10時の開店に合わせてやってきた買い物客は、ほとんどがマイカーでの来場。300台以上収容できる駐車場はパンク状態になり、前面の直線道路には入場待ちの長い渋滞ができていた。
総面積約1000坪の会場は閉店したパチンコホールを改装したもの。遠くから見える看板に大書されたのは「楽市楽山(らくいちらくざん)」「全国各地の新鮮野菜」の文字だ。
店内は買い物かごを提げた客が黒山の人だかり。果物や菜物、根菜類など各種野菜や、うるめいわし、牛乳、ヨーグルトなど加工食品が整然と並ぶ。食品スーパー並みとはいかないが、品揃えは野菜を中心におよそ140種。葉つきのにんじんや泥がついたままの大根...。既存流通システムが都市部の消費者に、なかなか提供してこなかった規格外の商品の数々だ。
3台あるレジには、縦長の店内を貫くような長い行列が...。バーコードシステムなどが未配備で「小松菜160円、グリーンリーフ110円...」などと手打ちの状態。新鮮野菜に注力したゆえのぎこちなさが、逆に信頼感を醸し出している様子すら感じられる。3000円、4000円とまとめ買いする家族連れが数多く見られた。
同社によると、初日だけで約500万円の売り上げを見込んでいる。(西口訓生記者)
■「楽市楽山」拡大しつつ、「軽トラ市」でもカバー
これらの野菜や特産品はすべて、全国各地の運送業者が直接買いつけ、同じ運送業者のユンクスに卸したものだ。
同社長によると、39道府県の運送業者がこのビジネスモデルに参画。彼らは、約200あるユンクスの契約農家や農業生産法人に足を運び、野菜を相対取引で仕入れ、トラックに積んでユンクスの倉庫に下ろす。
この日の「楽市楽山」に運び込まれた野菜は40t分。九州や四国など西日本からの野菜が主流だ。5月以降になると野菜は東日本からのものが多くなるという。昨秋から展開してきた「軽トラ市」は現在、週末を中心に大阪府内各地や隣接する奈良県などでも展開中だ。常設店舗と移動店舗。「運ぶだけではダメ」の発想から生まれた「軽トラ市」は、常設店舗との相乗効果の期待も高まる。
内海社長は「常設店舗は府内に10店舗程度を出していく予定。収まりきれない個所は軽トラ市でカバーしていく」と今後の展開を語る。
大手軽トラ事業者とも2000台の契約をすでに済ませ、本格稼働を目前に控えている。ユンクスの展開は大阪だけに留まらない。今夏には東京・西麻布にも常設店舗を予定。ここでのキーワードは「野菜をプロデュース」。ブログをはじめ、マス媒体に野菜の魅力を載せて発信するなどの取り組みを考案中だ。内海社長は「皆さんの力を借りて『楽市楽山』『軽トラ市』の市場を成長させていきたい」と話している。
2009年04月14日
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